ローソク足の読み方

相場の基礎

相場で勝ち続けるためには?ローソク足?

まずは基礎知識のレベルを上げることです。

その中でも、ローソク足の理解度の高さが収益に影響します。

しかし、最も軽視されやすいのもローソク足だともいえます。


1本1本のローソク足が今教えてくれているメッセージをうまく読み解くことができるようになればあなたもトレーダーの仲間入り。


そんな素敵なローソク足の読み方をわかりやすく解説していきます。

1.ローソク足の構造

ローソク足から読み取れる情報はたくさんありますが基本的にどんな形であれ以下のように見ます。

ローソク足の説明

まず、よーいスタートで始まって決められた時間までに下がっていれば陰線、上がっていれば陽線です。

始値はよーいスタートのスタートライン。
終値は決められた時間までに最終的にどこにいるか?

そして、それまでの範囲が実体って感じです。

イラスト化するとわかりやすいかもですね。

ローソク足のイラスト

残る部分それまでに辿った軌跡がヒゲとして現れます。

例えば、以下の画像のように。

ローソク足の実体とヒゲのイラスト

このようにローソク足が出来上がっていく過程で足の形が変わっていき相場の方向感や転換点を視覚的にわかりやすく伝えてくれる便利なものなのです。

2.様々な時間足

相場には時間足という概念が存在します。

ローソク足1本分の時間の区切りにたくさんの種類があります。

例えば、1分足。
ローソク足が1分ごとに切り替わる足。


それ以外にも1時間や日足や週足。
これらも考え方は同じで1時間に1本、1日に1本、1週間に1本といった感じ。

1分足が60本集まればそれは1時間足になり1時間足が1日分集まれば日足にその他も同じように…といった流れです。

一般的に1~15分足を短期足。
1時間~4時間足を中期足。
日足以上を長期足。
と大まかに分類されたりもします。

3.実体とヒゲの重要性

実体とヒゲの意味合いを掘り下げて話していきます。

私的解釈ですが、実体は相場の勢いを判断する材料としてヒゲは相場の迷いや反発の証として使っています。

先ほどのイラストを想像しながら読んでみてください。

例えば、以下のような値動きがあったとします。

ローソク足のプライスアクション例

3-1.ローソク足から値動きを読み解く

①では長い下ヒゲが出現した陰線です。
詳しいプライスアクション(ローソク足の形、値動き)に関しては別途記事を書くので説明は省きます。


下ヒゲが出現する場所や価格帯によって意味合いは変わりますが、長い下ヒゲは安値をつけたのにはじき返されたもしくは強く戻された証です。

その後②で陽線。
この時点で①の長い下ヒゲから買われたことが確定します。

そして③では②よりも実体の大きな陽線。
つまり、①から反発が始まって③では買いに勢いがついてきていることが実体とヒゲから読み取れます。

このように、実体とヒゲを見ることで現状どのような売買が相場で行われているのかをローソク足から瞬時に判断ができるというわけです。

また、取引スタイルは人それぞれですが間違いなく言えることは、多くのトレーダーがローソク足を見て売買判断をしているという事。

相場を攻略するためにはローソク足の基本的な読み方以外にも実体やヒゲのサイズなど。

こういった細かい値動きを読み取れるかがかなり重要であるということをぜひ覚えておいてください。

4.ローソク足を読み解くためのトレーニング

ローソク足を最短で読めるようになるには?

私の経験から言えることは、1分足をひたすら観察することです。

最初はわからなくてもいいんです。

とにかくリアルタイムで動いているローソク足をひたすら観察してみてください。

恐らく見ていくうちにわからないことやこういうところって反発するなとかがたくさん出てくると思います。

ひたすらわからないことを調べまくってみてください。

そのうちに各々スタイルが出来上がっていき自分の中での正解にたどり着けるはずです。

もっと深堀してローソク足について学びたい方は私が執筆したPDFもあるので興味があれば是非覗いてみてください。

間違った常識ぶっ壊します 殆どの人がロウソク足の理解を誤っている。



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